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制作までの流れ

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井垣屋染物店印刷事業部では、お客様のアイテムを1つずつ手作業でプリント処理を行っています。デザインが出来上がったものがどのような手順で仕上がっていくかご紹介させていただきます。

シルクスクリーン印刷

位置合わせ

flow01デザインを版に起こして、プリント機で位置合わせを行います。この作業で印刷の位置が決まってしまいますので、最新の注意を払って位置を確定させます。

テーブルの平行を取る

flow02プリントする記事や部位によって若干の厚みの誤差が生じます。その誤差はプリントの仕上がりに大きく影響しますので、事前に調整が必要です。

プリントする

flow03位置合わせ、平行を取るという下準備を経て、実際の印刷に進むことができます。シルクスクリーン印刷の場合、スキージというインクを伸ばす器具で版の上にインクを伸ばして、生地に印刷していきます。力の加減やスキージの角度、スピードによって生地へのインクののりが変わってきます。インクが均等にのるように、細心の注意を払って印刷します。

スポット乾燥

flow041度目の印刷が終わったら、スポット乾燥処理を行います。多色刷りや2度刷りを行う場合は、必ずスポット乾燥処理を行って、インクを定着させて、次のインクの下地づくりを行います。この処理を行わないと、デザインの輪郭がボケてしまったりと仕上がりに大きな影響がでてしまいます。

コンベア乾燥

flow05プリント処理が終わったら、コンベア乾燥処理を行います。インクを定着させるための熱処理です。熱を加えるので、生地を傷めないように微調整をしながら行います。

袋詰・納品

flow06乾燥が終わったら、印刷終了です。検品を経て、畳んで袋詰(オプション)して納品となります。

 

カッティング圧着印刷・フルカラーデジタル転写印刷

位置調整

flow07カッティング圧着印刷は、デザインカットしたラバーシートを生地に印刷して、そのシートを生地に熱処理を行い印刷する技法です。印刷する際には1枚ずつミリ単位で位置を調整します。

圧着処理

flow08プレス機でラバーシートを圧着させます。シートの種類が違うため、カッティング圧着印刷、フルカラーデジタル転写によって温度、圧着時間が異なります。

 

カッティング圧着印刷、フルカラーデジタル転写は以上で終了です。シルクスクリーン印刷同様、検品を経て納品となります。