はじめまして!
はじめまして、井垣屋染物店店主の井垣壮平です。
今回はブログ初回ということで、皆さんが疑問に思っているであろう染物屋なのに印刷事業部ってなんだよ?
ってことと、店舗の紹介をさせていただきます。
まず、井垣屋染物店は明治時代から着物の洗いや染めなど和装全般を業務として代々やってまいりました。
私で6代目でございます。
私はもともとサラリーマンとして松本市内の会社に勤めておりまして、店は祖父と祖母が切り盛りしていました。
しかし、2010年に祖母、2011年に祖父が相次いで亡くなり、その後はサラリーマンを退職していた父が継ぎました。
ところが、祖父が亡くなった半年後に父も亡くなってしまいました。
残された店をどうするかとても悩みましたが、祖父や祖母にとてもかわいがってもらったこと、
常連のお客様から続けて欲しいという要望が強かったことから店を継ぐ決断をいたしました。
仕事の中で1点ものの着物と向き合っていくうちにTシャツや洋服の1点ものも受けられるようになりたい!
と思ったのが印刷事業部を立ち上げるきっかけです。
着物のようにTシャツを染めるという選択肢もありましたが、より安価で幅の広いデザインに対応できるという点で
オリジナルプリントという方法にしました。
もちろん最初からオリジナルプリントのノウハウなどなかったので、プリント機などを仕入れさせていただいている
東京の業者さんのところへ通って勉強させていただきました。
そして、2013年1月、井垣屋染物店印刷事業部をスタートしました。
こんな井垣屋染物店ですが、場所は松本市の中央という地区にあります。ちなみに町内会は宮村町一丁目です。
あがたの森通り(駅前大通り)の宮村町という交差点にある松本タクシーさんの待合所の北隣にあります。
店舗の外観は、
間違えました。これは今年の大雪の時の写真でした。(笑)
こちらです。
昔ながらの蔵造りなのですぐにわかると思います。
のれんをくぐると、
やはり中も昔ながらの畳です。
こちらで着物や印刷業務の打ち合わせをしています。
蔵造りなので夏でも涼しいです。お時間がある方は是非涼みに来てください。(笑)
では、今回はこれで失礼いたします。
次回は、作業場をご紹介させていただきます。